2006年11月 1日 (水)

思い出したこと

もう、かれこれ11年前の梅雨の時期。

 

この年は年初に阪神大震災があって、関西方面には多くの不幸がありました。で、私にとっても不幸な出来事があったのです。それは・・・

 

当時の私は銀行員3年生。実は競馬が結構好きでした。といってもギャンブルよりもむしろ一頭の馬に惹かれていたのです。その名は、結婚式で新たなカップルを祝福する儀式を意味する美しい名前。ライスシャワーといいます。

 

当時競馬をしていた人はご存知でしょうが、ライスシャワーは人呼んで関東の黒い刺客。オグリキャップ(正確にはタマモクロス)の登場以降、関西馬に押されるばかりの競馬界にあって、関西の大スター、ミホノブルボンのクラッシック三冠を阻み、現役最強馬メジロマックィーンを最も得意なフィールドでうち倒したこともある馬で、関西に一泡吹かせた、東の切り札だったのです。

 

が、この年の6月、阪神大震災復興を祈念して行われた宝塚記念でレース中に重度の骨折、その場で薬殺処分となってしまいました。その現場はテレビで生放送され、その有様を見た私は文字通り血の気が引いたのを思い出します。

 

いずれにしても、その事故でライスシャワーはこの世から消え、私自身もすっかり惚けた状態になってしまいました。当時、いろいろと苦しい状況にあった自分にとって、ライスシャワーは強敵と逆境を跳ね返して戦う自分の分身のように思っていました。

 

あれから11年。

 

すっかり逆境に弱くなった、そんな気がします。あれ以来、競馬で本当に馬を好きになることはなくなりました。

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