名人戦場外乱闘
高い買い物を続けたせいもあり、すっかり貧乏(>_<)になってしまったんですが、故にあまりお金のかからない趣味と言うことで、最近、また将棋を見直し始めていました。昨年度は、各棋戦とも面白く、以前まではあまり評価していなかった米長将棋連盟会長をずいぶんと見直したのです、いや、ほんと。ですが・・・
よりによって名人戦7番勝負の最中に名人戦移籍問題が勃発するとは・・・で、主催者である新聞社のコメントはこうです。
現在主催の毎日新聞
今度主催になる予定の朝日新聞
あれれ?なんか、事実関係が微妙に食い違ってるような・・・
で、ネットを世間とみた場合の反応はというと、圧倒的に毎日擁護が優勢ですね。将棋ファンにとって、これまでの貢献度で言えば朝日と毎日では格段の違いがありますから、私も心情的には毎日よりです。でも、ここはあえて感情を抜きにして考えてみます。
1.将棋連盟の財政問題
どうも赤字らしいです。それも億単位で。ところで将棋連盟の経費ってのは圧倒的に人件費の比率が高いと思われます。要するに、収入に対して棋士の数が多すぎるのでしょう。
で、将棋連盟の収入ですが、その大部分は棋戦を主催する新聞社からもらっているようですから、確かに主催新聞社との契約金は、将棋連盟にとっては最重要課題です。まして億単位のお金、ファンだからといって一概に批判というのは問題でしょう。
ただ、こういうことは言えると思います。商売においても、目先の収入を高くしようとすればそれだけリスクを伴います。リスクを軽減する方法として、永年のつきあいと信頼関係を重視するということは決して経済合理性に反するとは決めつけられないと考えます。感情論を抜きにしても、安定した商売には不可欠の要素であることは抑えておくべきポイントでしょう。
2.将棋の普及
日本将棋連盟の存在目的は将棋の普及であったと理解しています。で、将棋界では最高の権威である名人戦の主催新聞社としては発行部数も多くて影響力の強い新聞社を希望するというのであれば、ある程度理解はできます。実際、7大棋戦を主催していない割には、朝日新聞は、HPでの情報も充実しており、さすが日本で一二を争う新聞社だと結構見直していました。
が、それでも、この分野では毎日新聞の実績には遙かにおよばないでしょう。関連会社の書籍や週間将棋など、主催する名人戦、王将戦以外にも多大の貢献を行っています。朝日新聞が今からここまでやれるかは、相当に疑問です。
3.ファンの問題
自分で言っててなんですが、ファン自身にも問題があります。特に、ここで問題視しているのは、ネット中継と、某巨大掲示板の棋譜貼りです。これ、将棋連盟からすればボランティア以外の何ものでもありません。ネット中継が有料化されただけで大騒ぎすし。将棋の性格からして、棋譜という情報は、ただで手に入れるのが当然という考えは、反省すべき点が多いと思います。何も何億円も負担しろとは言いません。ファンならせめて「将棋世界」くらい買ってもいいんじゃないか、と思いますが。
4.米長会長に対する疑惑
前から思っていたんですが、米長会長は、才能のある人であること、棋士として優れた人であったことは認めますが、品格が無さ過ぎるように思います。自信のHPでも、たびたび、他人の悪口や暴露話がかかれていましたが、特に気になるのは、故大山十五世名人との関係で、明らかに二人は仲が悪かったと思われます。今回の件、その大山十五世名人と非常に深い関係のあった毎日と縁切りをしたいのかと言うのは勘ぐり過ぎなのでしょうか?
5.で、今後どうするのよ?
ですが、最終的には棋士のみなさんが決めるしかないことだと思います。が、以下の二点は是非やるべきかと思います。
- 将棋連盟HPでの名人戦移籍問題に関する交渉経緯の説明。特に、朝日新聞と毎日新聞の主張の食い違いについて
- 名人戦移籍問題を名人戦七番勝負最中に勃発させたことに対する将棋連盟理事全員の引責辞任
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